『月神の浅き夢』柴田よしき 角川文庫

月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)

月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)

昨日は<次回の『月神の浅き夢』は、安藤と夫婦として生きていくことを決めた緑子の物語といったところかな>
とか言ってましたが、同時に刑事としての緑子の物語でもありましたね。
山内に惚れて刑事をやめた斎藤の「男を演じなくてもよくなったことにホッとした」という発言とか、前作『聖母の深き淵』とか、柴田作品を読んで、男と女って知識とか経験で互いを知って歩み寄ることができても、完璧に分かりあうことなんてできないんだな〓と思いました。
うーん。上手く言えないけど。