不死鳥の騎士団

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

上巻までの感想
やっと学校に戻ったら今度は生徒からの冷ややかな目。同室のシェーマスとは喧嘩別れしたまま。新任のアンブリッジ先生とはスネイプ先生ぐらいそりが合わず、学校の勉強も宿題が多くて休まる間もないくらい。そんな中ハリーの初恋の人チョウ・チャンとの淡い恋愛がほんわかするエピソードです。それに、「ホッグズ・ヘッド」に20人以上の生徒が集まったのには『愛されてんじゃん、ハリー!』と思えた。
ロンとハーマイオニーカップルもなかなか初々しい。二人で一緒に監督生。ペンフレンドが気になるロン。頬にキス。ハリーとハーマイオニーは信頼しあってるけど恋愛感情は湧かないだろうな・・・
あと、今回の癒し系はネビル。前からいい子だとは分かってますが、ハリーを気遣ってとかじゃなくて本心から行動してるなーと思える。マルフォイにさえ立ち向かおうとするんですから。
下巻も読み終えました。あーもう凄いショック。こっちはほんとにネタバレなのでお気をつけ下さい。
シリウス・ブラックが死んでしまいましたよ(泣)ダレンシャンのクレプスリーが死んだときぐらいショック!おかげでめちゃくちゃ読後感が悪いです。マクゴナガル先生の復活とか、駅に勢ぞろいしてハリーを見送ってくれる仲間たちの姿とか救われるとこもあるけど・・・
あと、父ジェームズの意地の悪さにもショック。スネイプの思いすぎかと思ってたけどどうやら本当のようだし。いくら子どもだったとはいえかなり性悪。リリーはその後どうして結婚を決めたのかほんとに不思議。上巻の最初のブラックハリーは遺伝だったんだね。
ペチュニア叔母さんに吠えメールを送ったのはダンブルドア。ダーズリー家にハリーを預けたのは魔法使いの家でチヤホヤされて育たないようにって訳じゃなく、ヴォルデモートからハリーも守るためっていう目的がちゃんとあったからなのか。
シリウスの死もあるけど、全体的にまとまってない感じがしてスッキリしなかった。