028『続・詩歌の待ち伏せ』
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
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今回は最初のプレヴェールからとっても興味深い内容。「朝の食事」が紹介されているのですが、訳者によってそれぞれ違う味わいがあるっていうのが面白い。当たり前のことなんだけど、実際それを並べられて解説されると実感がわきます。北村薫が選んだからってわけじゃないですが、私も内藤濯の訳がいちばん好きです。
藤原実方・藤原行成の対比も面白い。和歌の世界から、まったく違うタイプの二人の関係とかが見えてくるのが面白いな〜歴史にも興味がわいてくる感じ。