『詩歌の待ち伏せ 上』北村薫 文藝春秋
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/06
- メディア: 単行本
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無学な私にとってほとんど知らない詩句ばかり。そんな中、気に入ったのは西城八十の「蝶」。内容は黒いですけど、読んだ瞬間その情景が私の中ではっきりと映像化されてしまいました。
北村薫は私にとって、親になってほしい人ナンバー1。甘いとは違う優しさで子供を育てているんだろうな〜という印象と、豊富な知識。まさに理想。理想の《父親》ではなく《親》という所が重要。覆面作家だった時、女性だと思われていただけあって、どこか母性も感じられるのです。だから私にとって北村薫は理想の《親》なんです。