131回芥川・直木賞候補作
芥川、直木賞候補決まる 異色の覆面作家も
第131回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が8日、次の通り決まった。選考会は15日夕、東京・築地の「新喜楽」で開かれる。
芥川賞候補になった舞城王太郎さんは2001年のデビュー以来、公の場にまったく姿を現さず、顔写真も経歴も明かしていない“覆面作家”。異色の存在で文壇の話題になっている。
【芥川賞】
絲山秋子「勤労感謝の日」(文学界5月号)
栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)
佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)
舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)
松井雪子「日曜農園」(群像5月号)
モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号)
【直木賞】
伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)
奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋)
北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)
熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋)
田口ランディ「富士山」(文芸春秋)
東野圭吾「幻夜」(集英社)
やはり皆様舞城さんの話題でいっぱい。舞城王太郎は『阿修羅ガール』と『九十九十九』しか読んでません。覆面作家ってのも最近知ったばかりです。でも、凄いタイトルだな。『好き好き大好き超愛してる』って。これが候補にあること自体凄いと思うんですが。
直木賞は北村薫に期待してます。東野圭吾でもいいな・・・この2作品しか読んでないってのもあるけど。
これ見た後に図書館に行って、舞城さんの『山ン中の獅見朋成雄』を借りてきました。なんか自分には合わない感じかと思ったんで今まで避けてた本ですがこれを機に読んでみます。