『魔女の宅急便 その4』

『キキの恋』とある様に、とんぼへの想いを実感したキキと、離れた町の学校に通うになったとんぼ、2人の淡い恋模様でした。とんぼが雨傘山での暮らしで男らしくなってましたよ。
恋もいいんですが、この巻で感動したのは、ヨモギさんとの出会いですね。砂漠の町から帰ってきたヨモギさんに時々会いに来てくれるように(キキ自身を贈ってくれるように)頼まれて、度々庭でお茶をしながら楽しい時間を過ごしていたのに、ある日突然いなくなってしまったヨモギさん。残された1枚の絵が涙を誘います。『魔女の宅急便』のなかで一番好きな話になりましたよ!