『まほろ市の殺人 冬』

まほろ市の殺人 冬―蜃気楼に手を振る (祥伝社文庫)

まほろ市の殺人 冬―蜃気楼に手を振る (祥伝社文庫)

蜃気楼に手を振ると、幻の町に連れて行かれる。そんな迷信がある真幌市で起こった事件。春・夏・秋は読んだことないんですけど、場所を設定して違う作者が作品を出すのは面白い試みですね。
有栖川有栖にしては結構大胆というか、強引な結末かもしれません。事件のトリックではなく警察の捜査のトリックがメインなのが面白いところだな、と思いました。