132回芥川賞・直木賞候補作

芥川賞
阿部 和重 36 「グランド・フィナーレ
石黒 達昌 43 「目をとじるまでの短かい間」
井村 恭一 37 「不在の姉」
白岩  玄 21 「野ブタ。をプロデュース
田口 賢司 43 「メロウ1983」
中島たい子 35 「漢方小説」
山崎ナオコーラ 26 「人のセックスを笑うな
直木賞
伊坂幸太郎 33 「グラスホッパー
岩井三四二 46 「十楽の夢」
角田 光代 37 「対岸の彼女
古処 誠二 34 「七月七日」
福井 晴敏 36 「6(シックス)ステイン」
本多 孝好 33 「真夜中の五分前」
山本 兼一 48 「火天の城

芥川賞の候補作を読んでないのは毎度のことなのでいいんですが、直木賞の候補作も1冊も読んでいません。名前を知ってる人は多いんだけど。『グラスホッパー』と『真夜中の五分前』は読もうと思っていたところ。まぁそんな感じなのでまったく予想もできない。うーん。でも今年映画が2作も控えている福井さんとか、3回目の候補になった伊坂さんとかだろうか?
芥川賞の中では『野ブタ。をプロデュース』は読んでみたいかなと。年齢が近いというのもあるけど、「ダ・ヴィンチ」のインタビューを見て内容的にも気になる。また若い世代が受賞で話題性アップみたいな感じになるのは正直どうかと思うので、受賞はして欲しくないけど、機会があったら読んでみようと思っています。
発表後にいろんな人の感想を見たけど、ちらほら恩田陸の『夜のピクニック』が入らなかったのが残念。というのを見て私も共感しました。恩田陸の久しぶりのヒット作だったと思うんだけどなぁ。