『マリア様がみてる くもりガラスの向こう側』

赤薔薇宅での新年会。こんな広い旅館のようなところを自宅のように自由に使って、女だけで楽しめるのっていいな〜祥子母のキャラクターがどんどん面白いことになってきてますね。人間双六楽しそう。トラブルもありましたが、終始楽しそうな新年会の様子。でも、やはり裕巳と瞳子の姉妹問題が深刻ですね。二人のくもりガラスが拭かれて互いに顔を見ることができるのはいつになるのでしょう。
あとがきに出てくる百人一首の話題ですが、私も昔から「神のまにまに」の句に笑いが起きます。この響きがおかしいんですよね。仲間がいて嬉しい。そして、私の中でメジャーな句といったらこれです。一番最後の「ももしきや〜」着るほうの「ももしき」が頭に出てきてしまってどうしても忘れられない句です。