『死神の精度』

死神の精度

死神の精度

死神の設定は面白かったけど、何か足りない感じ。伊坂作品とは波長のあう作品とそうじゃない作品とがありますね。他の作家は気に入るとだいたいの作品はみんな好みの感じなのに。
最後のおばあちゃんの正体には「おっそうきたか!」っていう楽しさはあったけど。もっと、他の短編同士が関連していたら面白かったかも。あと、何故主人公の死神が仕事をする時だけ雨模様なのか?っていう設定には特に真相があるわけじゃないのね。気になってたのに。