『六番目の小夜子』

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

今日、ビデオにとっておいた今週のドラマを見てたら、無性に読み返したくなった原作。たしか、大学1年の時にはじめて読んだので、3年ぶり。
ドラマがかなり設定を変えたものだったのだと改めて感じます。秋と由紀夫が兄弟になってるし、佐野美香子は同級生だし。どちらかというと原作の雰囲気の方が好きですが、ドラマはドラマで気に入ってます。原作だと高校生なので、サヨコのエピソードは「伝説」といった感じ。それよりも、津村沙世子の不気味さの方が強調されてるかな。ドラマは登場人物が中学生になって、サヨコは「伝説」というよりも「ゲーム」に近いかも。
原作では一応の黒幕は存在しつつも、不可思議な、実体のないものがいるみたいな終わり方でしたが、ドラマはどうだったかな?いままで、学園祭のところまでは見てたけど、その後はちゃんと見てなかったので知らないんだよな〜次回も楽しみです。