010『Θは遊んでくれたよ』

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)

一度読み始めたら一気に読んでしまいました。なので寝不足。会社でも眠かった。
新シリーズの2作目。やはり今回のシリーズはそれほど凝ったトリックを使った事件とかではないのかもね。それよりもまたあの女性の影が。森博嗣の作品をちゃんと最初から読んでいる人にとってはものすごく面白いと思います。逆にこれから読むのはお薦めできない。作者自身はどこから読んでもいいように書いていると言ってたような気がしますが、絶対これは他のシリーズも読まないと面白くない。
今回は犀川先生がちゃんと登場して、萌絵の行動を勘違いしてあわててる姿が一番面白かった。萌絵じゃないけど確かに二人が会話していると嬉しくなる。犀川先生が市役所に行くっていうのだけでドキドキしているのはちょっと自分病気じゃないかなと思ってきたけど。
そういえばこのシリーズ、Gシリーズってなってますね。Qシリーズだと思ってたよ。しかし、何故G?海月・山吹・加部谷の3人のイニシャルでもないし。ギリシャ文字だから?
次のタイトル『τになるまで待って』。またいいタイトルつけるな〜