011『どきどきフェノメノン』
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/04/25
- メディア: 単行本
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しかし、舞台は大学だし、主人公の窪井佳奈もいかにも森博嗣の作品に出てくるようなキャラクターだった。「どきどき」する為にいろんなことを仕掛けているわけですけど、それが恋愛感情かというと、そうじゃない部分の方が大きい所とか。多分普通の一般的な恋愛小説ならもっと情熱的っていうか、あんなにクールではいられないのではないかな。まぁそういうクールな思考をする人物がでてくるから森作品が好きなんでいいんですけど。(しかし、萌絵や紫子さんは結構一直線な人物だったね)