033『おとな二人の午後』
- 作者: 五木寛之,塩野七生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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多分この企画に参加しなかったら絶対読んでなかっただろう本。エッセイもあまり読まないし、対談という形の本もなかなか手にしないですから。
芸術の楽しみ方なんかは面白い。靴やワイン、車といったものをブランドだからっていうのではなく、その生い立ちにあるドラマ・ストーリーに惹かれるっていうのはあまり一般的ではない楽しみ方だな〜。でも、それなら確かにお金っていう価値ではないところで、そのモノに愛着が湧きそう。
読んでて、やはり納得する部分もあるんですが、どこか受け入れられない部分もあり。それはもう少し成長しないと分からないところなのかな。でも、優雅に楽しく暮らしているなっていうのはすごい感じられて、自分が彼らぐらいの年齢になったとき(ここまで優雅にとまではいかなくても)彼らのように暮らせたらいいなと思いました。