069『レタス・フライ』

レタス・フライ (講談社ノベルス)

レタス・フライ (講談社ノベルス)

やっと読めました。新刊。
短編集ってことで、合間の5編は更に短いショート・ショート。シリーズものと関連している短編いがいはちょっと苦手というか、その話の真意?隠されたネタ?に気付かないにぶい読者なので面白さを分かっていないのです。が、今回のショート・ショートの「麗しき黒髪に種を」は好きなお話。ちょっと怖い話ですけど、黒髪についた種から咲く花を想像すると素直に「美しいな・・・」と思うのですよ。
「ラジオの似合う夜」はメフィストをパラパラと立ち読みして、主人公が誰なのか分かってしまって面白さは半減してしまったかも。