猫が体の一部を切り取られて殺される事件が続いている中、片思い相手の女の子のために犯人を探し出そうとする主人公。そんな中転校してきたばかりの同級生から「自分は神様だ」と聞かされて、猫殺しの犯人も教えてくれる訳です。しかし、今度は殺人事件もおきて･･･といった内容。主人公が導く真相は子どもにも分かりやすい内容で
ミステリーランドの本としては良かったと思います。しかし、最後はやはり
麻耶雄嵩！「えっ!?」というような結末。おもわず次のページをめくってしまいました。ここで終わっちゃうんだ･･･確かに考えられなくもないけど、そうなると結局どうなるんだ？と、すっきり解決したかのように思わせておいてかきみだしてくれます。そういえば「神様」の話もそのままなんだね。ミステリーとしては珍しいかも。なにか裏があるのかと勘ぐってしまいがちです。
